2022年6月25日土曜日

他者にも優しくありたい

他人の作品を下らないと思っていると、問題点ばかりが目に付くようになる。そういう習性になると自分に対しても悪評をつけるようになる。
そうはいっても周りを賛嘆しまくって自分をもそこに組み込んでやがて善人を気取る、まあいってみれば偽善者と化してしまうと、自分が曲げられなくなる。
自分の間違いに気づけない確信犯へと突き進んでしまいそうだ。
情けは他人の為ならずと昔日本人は言ったものだがひょっとするとそれは必ずその通りで、弱い風が吹き込んできて情けをかけたくなった時、ちょっとだけ心が豊かになっているんじゃないだろうか。思いやる気持ちは相手の目線まで降りて行こうという心の表れではないか。
自分が勝つ。負けた人間はどう思うか。勝利による恩恵と負けた人間が味わう気持ちとを両方得られる人が最終的には生きやすいんじゃないか。むしろ心に秘めた思いやりというもののほうが難しい。

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