2024年7月17日水曜日

日本人はネゴシエーションです

 日本人が足りていない、仕事で活躍する能力というのはネゴシエーションのほうだと思います。コミュニケーションというのはなんだか相手との距離が近い感じがして、旧来の日本は明治時代など家族でもよそよそしい厳めしい人間関係だったんじゃないかな、なんか変化しすぎだなと思う。

話を戻すとネゴシエーションとコミュニケーションというのは重なる部分があって、仲間意識を伸ばした先にも人間関係の円満解決があると思うのだが、それよりはまっすぐにやり取りのシミュレーションをじっくり時間をかけてやるほうが達成できる人が多くなりいい結果が出るはずです。

ネゴシエーションに時間をかけるというのは傍からすれば幼稚に見えるかもしれませんが日本式の組織を大切にして和と礼節を保つにはとても必要なことだと思えたので書き留めておきます。

礼儀や礼節というのは適当な距離を作ることではないでしょうか。それによって相手も自分も心地よい。まあ捉えようによっては非効率なうえに三方一両損かもしれませんが、非効率な人間関係の上に効率的な人員配置は成り立つ。距離感が合って人の少ない職場のほうが労働生産性は高いのですからいいじゃありませんか。

2chまとめを見ていると、結構ふざけた感じの若者が生き残っているのは、自分が発言したら相手はどう返してくるだろうという一連のやり取りを彼らなりに時間をとって頭の中で繰り返している印象を受けます。自分の人生経験に無理やりにでも当てはめてネゴシエーションを図るのは良いメソッドですね。


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